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在宅介護・医療トップ > うつぶせ寝のおススメ > うつぶせ寝療法を始める前に
今、うつぶせ寝が新しい健康法として脚光を浴びています。

うつぶせ寝療法を始める前に

栄養士、医師、看護師、理学療法士

患者さんやご家族へ説明し、了解をいただく。

患者さんの身体状況をチェックする

  • 日常生活の動作をチェック
  • 体はどのくらい動かせるか
  • 関節は硬くなっていないか
  • 簡単な知的検査で意識状態をチェック

身体状況のチェックをもとに栄養面やリハビリテーションを含めたチームでの計画と目標を立てる。

「うつぶせ寝」方法の選択をする

うつぶせ寝(腹臥位)

基本的な「うつぶせ寝」の姿勢です。両腕を肩の位置まであげ、ひじを90度に曲げて、手のひらを下に向けます。窒息しないように、首は横に向けておきます。

  • 関節がどこも硬くない人
半うつぶせ寝(半腹臥位)

おへそがやや下を向くくらいの横を向いた状態です。両ひざは軽くまげ、クッションなどを使って姿勢を安定させます。片マヒの場合は、マヒ側を上にします。

  • 「うつぶせ寝」がなれない人
  • 肥満の人(大柄の人)
  • 片マヒがある人
  • 関節のこわばりが強い人
  • 首の筋肉が硬い人

上体あげうつぶせ寝(上半身拳上腹臥位)

脚上げ機能の付いたベッドの頭側と足側を逆さに利用したり、枕やクッションを胸の下に抱え込むなど、体重が部分的にかからないように配慮します。

  • 関節のこわばりが強い人
  • 円背でうつぶせ寝がしにくい人
  • 腰痛がある人

※ベッドの種類によっては利用できない場合があります。ご利用の際には充分注意してください。

座りうつぶせ寝(座位)

テーブルの上に枕を置き、おでこをのせるか、顔を横に向けます。手のひらをテーブルに置き、両ひじは開いた状態にします。足は床につけます。

  • 車いすや椅子に座って行う人

前傾うつぶせ寝(体幹前傾姿勢)

足の関節のこわばりが強い人で、腕で体を支える力がある人に行う姿勢です。足の間にクッションをはさみ、ひじから先の腕全体で体を支えるようにします。枕を顔から胸の下になるように置きます。

  • 足の関節のこわばりが強い人
抱え込みうつぶせ寝(膝胸位)

立ち膝の状態でクッションをおなかの下に抱え込み、おでこを枕につけます。

  • 痰を出しやすくする姿勢


  • 最初は「うつぶせ寝」の姿勢に慣れるまで、1回5分程度から行い、少しづつ時間をのばしていきます。
  • 食事の直後はさけます。
  • 圧迫などで苦しくなるようだったら体や顔の向きを変えながら行います。

体位変換は介助者の腰への負担が大きく、腰痛の原因になります。ベッドの高さを介助しやすい高さに調節したり、腰への負担が少ない体位変換方法で行うようにしましょう。

このような症状の人には実施しません。

  • 重度の心臓疾患がある人。
  • 脊椎や腰痛に痛みがある人。
  • うつぶせ寝姿勢を極端に嫌う人。
  • 重病でうつぶせ寝が困難な人。

  • 最も注意が必要なのは骨折と窒息です。痰が多い人や自分で顔を動かせない人は窒息の危険性があります。また、骨粗しょう症などで骨が弱くなっている人は、うつぶせ寝にねると骨折する危険性があります。
  • 「うつぶせ寝」療法の実施中は危険がないように必ず見守るようにし、十分な観察を行います。同時に不安をやわらげるために、声かけなどのコミュニケーションを取りながら行います。

うつぶせ寝健康法
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