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関節拘縮の予防・改善に
1日数回の「うつぶせ寝」が、寝たきりによって引き起こされる各種症状の
予防・改善に役立ちます。
固まった関節をほぐします。
長時間寝たきりが続くと、手足の関節が曲がったまま固まってしまい、
動かしにくくなってしまいます。
「うつぶせ寝」になると筋肉の緊張がやわらぎ、関節の屈曲が自然にほぐれてきます。

嚥下障害の予防・改善に
首の屈曲を改善して誤嚥を予防します。
あおむけに寝ていると首が後ろに曲がって喉の空間がせまくなってしまい、唾液や食べ物が気管に入りやすい状態になってしまいます。細菌などが一緒に気管に入ると肺炎になる危険性もあります。「うつぶせ寝」で首の屈曲を改善し、飲み込みがスムーズにできるようにします。

肺炎の予防・改善に
肺機能の働きをよくします。
「あおむけ」だと痰は背中側に溜まりやすくなり、溜まった部分の肺の働きは悪くなってしまいます。また血流も「あおむけ」だと背中側に多く集まりますが、肺の機能が悪くなっているため、酸素化の働きも悪くなってしまいます。
「うつぶせ寝」になると背中側にたまっていた痰が重力で出やすくなります。また血流は「うつぶせ寝」だと胸側に多く集まりますが、痰がたまっていないので酸素化の働きもよくなります。

床ずれの予防・改善に
圧迫や摩擦から解放します。
寝たきりで体の一部が長期間体重で圧迫されると、床ずれが発生しやすくなります。また衣類やシーツとの摩擦も原因になります。尿や便による汚れや湿りがさらに悪化させます。
「うつぶせ寝」になると圧迫や摩擦から解放されます。また、こもっている湿気もなくなり、症状の改善につながります。

認知症の予防・改善に
手のひらの刺激が脳を活性化します。
「うつぶせ寝」になって手のひらがベッドに触れる姿勢になると、手のひらの感覚神経が脳を刺激するようになります。中枢神経が活性されると、意欲の低下などで無表情だった人に笑顔が戻ったり、やる気が出てくるなどの効果があり、認知症の改善につながります。

排泄障害の予防・改善に
残尿をなくし、便秘を予防します。
寝たきりで腹筋や膀胱筋などの筋力が弱っていると「あおむけ」での排尿がしにくくなります。尿や便が出きらずに残ってしまい、膀胱炎や便秘の原因になります。
上体をやや起こした「うつぶせ寝」になると尿道口や肛門の位置が膀胱や直腸より下になり、たまっている尿や便が重力に従って下がってきます。さらに腹部も圧迫されて排泄を促します。





