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フランスベッドの哲学

私たちの前身である双葉製作所が、折りたたみ式のソファベッドを発売したのは1955年。

高度経済成長期に差しかかった当時の日本では、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の
「三種の神器」の登場により、人々の生活様式が西洋風に傾きはじめていました。

「西洋文化に憧れる若者に、ベッドのある暮らしを届けたい」

そう考えた当時の社長・池田実は、日本の住宅事情に合わせ、折りたたみ式のソファベッドを考案。
華やかな欧風文化の象徴として、「フランスベッド」と名付けました。

当時の日本人にとって、フランスはまさに夢の国。
華やかな暮らしを象徴する「パリジェンヌ」は、若い女性の憧れの的でもありました。

日本とフランスの距離が近づいた今日も、私たち日本人は、
人生を豊かにするための多くの方法を、彼の国から学んできました。

とりわけ、フランス人の持つ合理的でおおらかな性質、仕事もプライベートも
ファッショナブルに変えてしまう独創性は、私たちには得がたいものです。

しかし、茶の湯が育んだ「おもてなし」、クラフトマンシップを感じさせる緻密なものづくりは、
日本人だからこそできること。

私たちが目指すのは、かつて夢見たフランスの豊かさ。
彼の国にある合理性やおおらかさ、自由の精神を敬いながら、日本らしいモノづくりへと昇華する。

その想いは社名となって、私たちの心に今も受け継がれています。