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羽毛布団と羽根布団の違いは?

更新日:2018/10/1

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羽毛布団と羽根布団は、詰め物に使われているダウンとフェザーの割合によって区別されています。ここでは、羽毛布団と羽根布団の違いについて、詳しく説明していきます。

羽毛布団と羽根布団の違いは羽の種類と比率

混同されがちな「羽毛布団」と「羽根布団」。双方の布団には、れっきとした違いがあります。羽毛布団の詰め物に使われているのは、ダウンと呼ばれる羽毛です。このダウンを50%以上含んでいるものが羽毛布団に分類されます。一方の羽根布団には、フェザーと呼ばれる羽軸(羽の中心軸)のついた詰め物が使われています。そして、フェザーが50%以上含まれているものを羽根布団としています。

羽毛布団に多く含まれているダウンとは

羽毛布団の詰め物として、多く含まれているダウン。ダウンとは、水鳥の胸元に生えている毛のことを指します。羽軸がなく、ふわふわとした触り心地が特徴です。また、タンポポの綿毛のような見た目から、「ダウンボール」とも呼ばれています。ダウンは、寒いときには広がって空気を含み、暑いときには縮まって空気を流すという性質があります。その優れた性質を生かし、軽量さと高い保温効果を実現しているのが羽毛布団なのです。温度だけではなく、湿度調整機能も兼ね備えています。

羽根布団に多く含まれているフェザーとは

フェザーは、羽根布団の詰め物として多く含まれています。真ん中に硬い羽軸があるのが特徴の羽です。フェザーは大きく分けて2種類あり、水鳥の翼部分に生えている大きめの羽根を「フェザー」、腹部に生えている小さめの羽根を「スモールフェザー」といいます。また、羽根の長さにも違いがあります。6.5cm以上のものがフェザー、それよりも短いものがスモールフェザーです。一般的な布団ではダウンと混合してスモールフェザーが使われています。スモールフェザーの特徴は、弾力性のある形状です。この弾力性から、クッションや枕といった寝具にも使われています。しかし、羽毛布団と比べると、通気性は優れていますが、保温性では劣ります。

羽毛布団について

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