SLEEP FAQ

Q

防寒に最適な肩当てとは?

更新日:2018/10/01

A

冬は寝室も寒いため、いくら布団が温かくても、首と肩は布団からはみ出ているので冷え込みがちです。そんな時に重宝できる防寒グッズが「肩当て」です。寝ているときの体の冷えを抑えるだけでなく、夏の冷房対策にも使えるメリットもあります。また、家で気軽に着用できるルームウェアや、アウトドア用に使えるものなど種類も多彩。今回は肩当てのさまざまな魅力について紹介します。

肩当てとは

冬の就寝時に首や肩を温める防寒グッズ

寒い冬は寝室内も冷えるため、掛け布団だけでは首元や肩も冷え込んでしまいます。肩当ては首から肩にかける防寒グッズで、寝ている間の体の冷えを防いでくれます。締め付けられる感じもなく温まるので、就寝中だけでなく、家で気軽に着用できるルームウェア(部屋着)としても使えます。また、寒い冬はもちろんのこと、夏の冷え対策グッズとしても利用できます。

多彩なデザインで素材も多種類

素材も使う人の肌質や用途に合わせ、羽毛、マイクロファイバー、フリースなど種類も豊富で、多彩なデザインも特徴的です。おもに寝具店や通販サイトで販売しており、素材やデザインによって価格は違いますが、1点あたり2~3千円程度で購入できます。首元や肩まわりを温めるほかにも、アウトドア用に肩かけや膝かけのほか、巻きスカートのように腰回りに巻いて寒さを防ぎます。

肩当てのその他の活用方法

足元の冷え対策として

肩や首だけでなく、足元の冷えにも利用できます。つま先が冷えると、体全体の冷えにもつながるため、肩と同様、足元もしっかり温めます。

夏の冷房対策として

肩当ては冬に使うイメージが強いですが、夏の冷房対策でも重宝できるグッズです。冷房の効いたオフィスで使用する人も意外と多く、特に冷え性の方には欠かせません。

肩当ての素材

ダウン・綿素材

冬は乾燥しやすく、物に静電気が溜まりやすい時期で、衣類を着たり脱いだりする際にも、よく静電気が起こりがちです。しかしダウンや綿は、もともと静電気が起きにくい素材なので、静電気が気になる人は、ダウンや綿素材を使った肩当てを使うと良いでしょう。

ファイバー・シルク素材

ファイバーやシルクは、肌触りが優しいので、肌がデリケートでアレルギーを起こしやすい人に適しています。夜寝る際、寒さを防ぐため口元まで覆いたいならこの素材が良いでしょう。肩当てと口や顔が触れても、肌荒れも起きにくいので、肌触りがなめらかでしっとりしたファイバー、シルク素材がおすすめです。

フリース素材

就寝時よりも、おもにルームウェア用として使いたいなら、軽くて暖かいフリース素材が良いでしょう。軽い素材の上に厚みも少ないので、自由に動きやすく、1日中着用しても体に負担がかかりません。冬以外にも、少し肌寒い春先にも重宝できる素材です。

肩当ての選び方

肩当ては、布団やベッドで寝るときだけではありません。ルームウェア用としても使えるので、使う用途に合わせて選びましょう。おもに以下の用途がありますので、肩当てを選ぶ際の参考にしてみてください。

就寝用として使用する場合

就寝用に使うなら、寝返りしても不快感のないもの、特に背中の部分がしっかりとした、なるべく薄手のものがおすすめです。横になって寝返りを打っても、薄手の素材なら動きやすいので、不快を感じることなく朝までぐっすり眠れるでしょう。

ルームウェア用として使用する場合

ルームウェア用として使いたいなら、丈が長めで背中も温かく保てるものが良いでしょう。カーディガンや薄いジャケットの代わりになるような、ゆったりとしたデザインがおすすめです。袖がないので動きやすく、家事を手際よくしたいときにも最適です。その日の気分に合わせて、色を変えられるリバーシブル型の肩当てもあります。

アウトドア用として使用する場合

アウトドアなど野外活動で使いたいなら、肩がけや膝がけのほか、巻きスカートのように腰回りに巻いても使える、マルチ型の肩当てがおすすめです。使い方は自由なので、これ1枚あればアウトドアのさまざまなシーンで使えます。

このように肩当ては、冬用の防寒グッズとしてだけでなく、夏場の冷房対策など、1年を通じてあらゆる場面で利用できる便利なグッズです。それぞれの用途に合わせて種類も豊富ですので、今回紹介した選び方のポイントを参考にしながら、お気に入りの1点を探してみてください。

寝具の選び方について

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