みんなの布団の疑問

Q

アレルギーがあると羽毛布団は使えないの?

更新日:2018/10/1

A

温かく軽い羽毛布団を使いたいと考える方が多いでしょう。ところが、鳥アレルギーの方は「アレルギーが心配だから羽毛布団は諦めるしかない……」と考えているのではないでしょうか?しかし、鳥アレルギーの方でも羽毛布団を使うことはできるのです。ここでは、羽毛布団とアレルギーの関係について解説していきます。

羽毛布団の使用において気になるアレルギーは?

羽毛布団の使用において気になるのが鳥アレルギー。正式には鳥関連過敏性肺炎と呼ばれています。鳥アレルギーは、鳥の皮膚から剥がれ落ちる「ブルーム」というたんぱく質を吸い込むことで起こります。

鳥アレルギーの主な症状

鳥アレルギーの症状は風邪を引いたときとよく似ています。具体的な症状としては「痰をともなわない咳(乾いた咳)」、「呼吸をすると息苦しい」、「急性の肺炎を起こすと38度を超える高熱になる」などが挙げられます。

鳥アレルギーでも羽毛布団は使える

鳥アレルギーについては前述のとおりですが、決して「鳥アレルギーだと羽毛布団は使えない」というわけではありません。鳥アレルギーがある場合でも、問題なく使えている方が多いのが事実です。これは羽毛布団の生地にダウンプルーフ加工がされており、中に入っている羽毛が、布団の生地の外に出てきにくくなっているためです。羽毛が布団の生地から出てこなければ鳥アレルギーの影響はありません。

ダウンループ加工について

羽毛布団は、羽毛が出てこないように加工を施しています。加工方法としては、高密度に織られた側生地(布団の生地)を、高熱のスチームで蒸しながらローラーに通して生地の目を潰すというものが一般的です。この方法がダウンループ加工なのです。ちなみに現在、国内で流通している羽毛布団の側生地の大半は、ダウンプルーフ加工が施されているため、鳥アレルギーの方であっても心配なく使用することができます。ただ、使用の際にはかかりつけの医師に相談してください。
ダウンプルーフ加工について詳しく知りたい方はこちらの「ダウンプルーフ加工とは?」をご覧ください。

以上が羽毛布団とアレルギーの関係についてです。鳥アレルギーを持っている方でも羽毛布団を使うことはできるのです。購入の際には、ダウンプルーフ加工が施されているかどうかに注意しながらご検討ください。

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