Q

布団のズレを防止するには?

更新日:2018/10/1

A

朝起きたら布団がない、そんな経験ありませんか?特に冬の時期になると、寒さ対策で掛け布団と毛布をきちんと重ねて寝たはずなのに、途中でなぜか寒くなって起きてみたら布団がズレ落ちているなんてこともあるでしょう。そのままズレたままで寝ていると、風邪をひいてしまうこともあり得ます。どうして掛け布団や毛布はズレでしまうのでしょうか?ズレが起きる原因や防止するための対策についてまとめました。

布団がズレ落ちてしまう理由

寝返りをするため

布団がズレ落ちる理由の一つに寝返りがあります。「自分は寝返りをしていない!」と思う方もいるかもしれませんが、人は一晩で平均20~30回は寝返りをするそうです。なぜ寝返りをするかといえば、寝ている間、身体がまったく動かずにいると血管が圧迫されて血行が滞ってしまうためです。体を動かして寝返りをし、血行の停滞を防いでいます。
また、寝返りには、体の重力が集中して負担がかかる箇所を分散する効果もあります。同じ姿勢で寝ていると、体の重力が背中や腰などにかかり、腰痛や肩こりの原因にもなります。それを防ぐため、無意識のうちに寝返りをしています。その動きにつられて布団も徐々に移動し、やがてズレ落ちる…という結果になるのです。

毛布の上に布団を掛けるため

布団がズレるのは、掛け布団と毛布との素材の相性もあります。寒くなれば、毛布と布団を重ねて寝る方も多いと思いますが、重ねる場合、上から掛け布団、毛布の順番で寝ていませんか?毛布はモコモコした素材で滑りにくく、寝返りをすると身体に巻きつきやすいので、身体が動くのと一緒に毛布も動いてしまいます。
その結果、毛布の上の掛け布団も徐々にズレてしまいます。掛け布団がズレるのを防ぐには、いつもとは逆に上から毛布、掛け布団の順で重ねると良いでしょう。掛け布団は柔らかい綿や羽毛でできており、毛布のように身体に巻きつきにくい特徴があり、布団のズレを防ぐことができます。また、掛け布団を毛布が覆うことで、温められた空気が逃げにくくなり、暖かく眠れるメリットもあります。

布団のズレを防止する方法

布団の掛け方の順番を変える

前述したように、布団の掛け方を、上から毛布、掛け布団、敷き布団の順番に変えましょう。掛け布団を身体に密着させるので、はじめはヒンヤリするかもしれませんが、徐々に体温で温められ、さらに上から毛布で覆われるので、熱も逃げにくく朝まで快適に眠ることができます。

布団ズレ落ち防止用の道具を使う

  • ベッドガード
    ベッドガードは、布団のズレ落ちを防ぐガード型のアイテムです。マットレスの下に差し込むだけなので、だれでも簡単に取り付けが可能です。差し込み部分は折りたためるので、使用しない時は狭い寝室でもコンパクトに収納できます。布団のズレ落ちだけでなく、寝ている人の落下を防ぐ「柵」の役目もあります。
  • 滑り止めシート
    ベッド自体がズレでしまう場合には、メッシュ型の滑り止めシートが役立ちます。100円ショップでも購入できますが、5cmほどのサイズに切ったものを複数用意し、それらをベッドの脚の下に敷くだけで滑りを抑えることができます。

今回は、掛け布団や毛布がズレる原因や、ズレを防ぐ対策法についてまとめました。非常に簡単ですぐにできる方法ばかりですし、布団を掛ける順序を変えるだけで、寒さ対策にもなりますので、布団のズレや寒さにお困りの方はぜひお試しください。

羽毛布団のケア

もっと見る

トップへ戻る

フランスベッドの商品情報

PAGE TOP