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防ダニ加工とは?

更新日:2018/10/1

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防ダニ加工とは、ダニが布団に近づくことを回避したりダニの増殖を抑制したりするために、布団に施すダニ対策処理のことです。ダニの死骸や糞などが溜まるとアレルギーを引き起こす原因となります。その原因物質を避けて、アレルギー反応が出ないよう対策するためには、防ダニ加工の布団を用意することが大切です。しかし、「防ダニ加工は安全なのか?」、「防ダニ加工にはどんな効果があるのか?」といった不安や疑問を持っている人も多いと思います。これらの防ダニ加工に関する気になる点を、以下に解説しましたので、アレルギー反応が出て困っている人は防ダニ加工の寝具を買うかどうか判断するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

防ダニ加工の効果と安全性

防ダニ加工には、主に2つの効果があります。1つは、「忌避効果」と言ってダニが布団に寄りつかなくなる効果です。もう1つは、「増殖抑制効果」と言ってダニが布団で繁殖して増えるのを抑える効果です。これらの効果は主に薬剤によって実現されています。薬剤を使っているとなると、防ダニ加工自体の安全性が気になる人もいるでしょう。これについては、メーカーごとに独自の防ダニ加工に関する実験や調査を行い、人体に影響のないことを確認しているため、信頼できるメーカーの製品であれば安全性は担保されていますので、問題ありません。制菌加工や防ダニ加工について、どんな処理を施しているのかきちんと開示しているメーカーで布団を購入するようにしましょう。

防ダニ加工の種類

同じ防ダニ加工でも、処理の方法によってその効果や布団の寝心地が変わってきます。防ダニ加工の種類は大きく分けて2種類です。1つは上記で触れた薬剤を用いる加工。もう1つは高密度の生地を使った加工。これらのメリット・デメリットを知れば、自分にどの防ダニ加工が合っているのか判断することができるでしょう。

薬剤を使った防ダニ加工

薬剤を使用した防ダニ加工では、布団の繊維や中綿にダニが寄りつかなくなる薬剤を練り込んだり、付着させたりしています。ダニの嫌うニオイを発生させることによって、ダニが寄りつくことを防いでくれます。ただし、使い続けている間に薬剤の効果が薄まってくる点はデメリットかもしれません。

高密度の生地を使った防ダニ加工

普通の布団の生地は、縫い目が大きいので、その隙間をねらってダニが入ってきてしまいます。そこで高密度に織り込まれた生地が活躍します。ダニが通過できないほど細かく織り込むことで、布団の縫い目からダニが侵入することを防いでくれるのです。まだ薬剤を使った加工方法ほど普及してはいませんが、高密度の生地の場合、薬剤を使用していないため、薬剤に対して不安がある人や肌が敏感な人におすすめです。

同じ高密度の生地でも、ポリエステルの生地なのか、綿の生地なのかによって機能性は変わってきます。ポリエステルの生地は、比較的安価ですが、吸湿性が悪いため高密度になると蒸れやすい欠点があります。一方、綿の生地は、高価ではありますが、高密度で織り込まれていても天然繊維なので蒸れにくく寝心地がよいというメリットがあります。

弊社の羽毛布団には、羽毛が飛び出るのを防ぐために高密度ダウンプルーフ加工が施されているので、外からダニが侵入することも防ぐことができます。生地に綿を用いることで蒸れを感じることなく、ダニ対策ができます。さらに、ダニより微細な粒子状のアレル物質もアレルαという機能で、吸着・結合しアレルギー反応が起きにくい物質へ変形させることもできます。もちろん、人体への安全性も証明されている防ダニ加工ですので、安心して利用することができます。安心・安全な羽毛布団で、心地よい眠りを体験してみてはいかがでしょうか?詳しくは、ダウンプルーフ加工とは?をご覧ください。

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