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ダウンベルトとは?

更新日:2018/10/1

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ダウンベルトとは、北緯50度前後に位置する羽毛の産地のことです。ポーランド・ハンガリー・中国北部・アメリカ・カナダはこのダウンベルトにかかっており、良質な羽毛が採取できると言われています。しかし、ダウンベルトの羽毛だからといって必ずしも品質がよいわけではありません。まずは産地だけでなく、羽毛を売り出している会社が信頼できるメーカーなのかよく調べてみることが大切です。

ダウンベルトとは

ダウンベルトとは、北緯50度前後に位置するポーランド・ハンガリー・中国北部・アメリカ・カナダといった羽毛の採れる地域一帯を指しています。中でも北欧のポーランドとハンガリーは、高品質な羽毛の産地として有名です。世界地図で見ると、これらの地域がベルトのように横に広がっている様子が確認できるでしょう。帯のように羽毛の産地が分布しているため、ダウンベルトと呼ばれているのです。
一般的に、羽毛は寒い地域や寒暖差の激しい地域のものほど品質が高くなるとされています。なぜなら、厳しい寒さに耐えるために、保温性に優れた羽毛が育ちやすいからです。このように羽毛が発達するのに適した生育環境があるダウンベルトでは、良質な羽毛が採れると考えられています。ただし、ダウンベルトが産地だからといって必ずしも良質な羽毛だとは限りませんので注意が必要です。

ダウンベルトの羽毛だから高品質とは限らない

高品質と言われるダウンベルトの羽毛ですが、これらの産地で採れた羽毛とはいえ品質まで保証されているとは言い切れません。なぜなら、同じ産地の羽毛でも品質の良し悪しはあるからです。飼育方法や生育環境は同じ産地の中でも異なりますので、当然、それに応じて品質も変化します。また、ダウンベルトで採取された羽毛に別の産地で採取された低品質の羽毛が混入する例も少なくありません。
このように羽毛の品質を見定める基準として産地の情報だけでは、信頼性に欠けるのです。なるべく良質な羽毛布団を購入したいのであれば、産地に限らずほかの基準も加味して品質を判断する必要があります。

羽毛布団販売メーカーの品質管理に注目

良質な羽毛布団を手に入れるためには、産地だけを基準にするのではなく、販売メーカーが信頼できるのかどうか考える必要があります。メーカーが羽毛の品質管理についてどこまで真剣に取り組んでいるのか、それによって羽毛布団の品質は左右されます。自分が購入しようとしている商品のメーカーは、どんな品質管理をしているでしょうか。一度調べてみることをおすすめします。
例えば、輸入した羽毛をメーカー独自の技術で洗浄や制菌・防ダニ処理するなど、品質管理の工程をきちんと開示しているメーカーであれば信頼できます。また、日本羽毛製品協同組合が発行しているゴールドラベル(品質推奨ラベル)が付いているのか確認することも大切です。ゴールドラベルは、組合の品質基準をクリアした羽毛であることを証明するものです。これらのことを加味して、信頼のおけるメーカーから羽毛布団を購入するようにしましょう。

弊社では輸入した羽毛を徹底洗浄し、不純物を丁寧に取り除いています。純度の高い羽毛を使用しながら、さらにゴールドラベルの付いている羽毛布団を用意しております。詳しくは、フランスベッドの羽毛布団 | 羽毛へのこだわりをご覧ください。

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