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Q

枕カバーを洗う適切な頻度、洗濯の効率的な方法は?

更新日:2018/10/01

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顔周りの肌荒れが気になるという人の中には、毎日使っている枕カバーに原因があるかもしれません。一見キレイに見える枕カバーでも、知らず知らずに寝汗や皮脂、フケなどにより汚れていきます。その汚れが肌荒れを引き起こす原因にもなりますので、適度な枕カバーの洗濯が大切です。ここでは枕カバーを清潔に保つために必要な洗濯の頻度、洗い方について紹介します。

1週間に1~2回は枕カバーを洗おう

枕カバーを清潔に保つためにも1週間に1~2回は洗濯しましょう。ただし髪の毛のワックス、ファンデーション、よだれなどによって枕カバーが汚れてしまった場合には、その都度、洗濯して清潔な状態に保つことが望ましいです。また、季節に応じて枕カバーを洗濯する頻度を変えることも大切。特に寝汗をかきやすい夏は、湿気でダニや菌を発生させないために、通常よりもこまめに洗いましょう。
肌荒れを防ぐためにも、なるべく枕カバーを洗う頻度を高めたいところですが、なかなか毎日洗うのは大変です。そうした場合には、枕の上にタオルを敷いて毎日交換する方法で代用することも可能です。とはいえ単純に枕の上にタオルを敷いただけだと寝返りを打ったときにずり落ちてしまうこともあるので、あくまでも枕カバーの補助的な役割としてタオルを使用すると良いでしょう。

替えの枕カバーを用意しておくとローテーションを組んで使える

枕カバーを清潔に保つために頻繁に洗うと、天候が良くない日によって乾ききらないことがあります。また、毎日枕カバーを洗うとなると、清潔には保てるものの、生地が傷みやすくなってしまう恐れもあります。そんなときのために、枕カバーの替えを1枚以上用意しておくと安心です。替えを用意しておくだけで、いつも使っている枕カバーが乾かなかったり、生地がボロボロになってダメになってしまったりしても交換できます。さらに、ローテーションを組んで使用すれば、1枚の枕カバーを毎日洗う必要もなくなり、生地も傷み難くなるのでおすすめです。

枕カバーの洗濯方法

枕カバーの洗濯方法は、素材や生地によって変わります。特殊な素材や生地でなければ、基本的に洗濯機で洗えますが、念のため使用している枕カバーに付いている、洗濯表示を確認してから洗うと安心です。
洗濯表示に関しては、以下で説明していますのでご確認ください。

枕カバーの汚れや匂いが気になるなら「つけおき洗い」

枕カバーの汚れや匂いが気になる場合は、つけおき洗いが最適です。 枕カバーの「つけおき洗いの洗浄力テスト」を医薬品、化学品などを手掛ける大手メーカーのLIONがテストをしました。枕カバーを「通常洗濯した場合」と「つけおき洗い+通常洗濯した場合」で比較したところ、つけおき洗いをしたことで、通常洗濯よりも洗浄力が向上するという結果になったのです。このことから、1度洗っても枕カバーの汚れや匂いが落ちないと感じたら、つけおき洗いを試してガンコな汚れを落としましょう。

「つけおき洗い」の方法

枕カバーのつけおき洗いの方法としては、洗濯桶や洗濯機などの水が張れる場所に40℃程のぬるま湯と洗剤、枕カバーを入れて、1時間程度(汚れの程度によってはそれ以上)放置します。その後は、通常通り洗濯をするだけでつけおき洗いは完了です。汚れがあまりに酷い場合は、漂白剤を使用することも可能ですが、色落ちしてしまうこともあるため注意しましょう。

枕カバーの干し方

枕カバーを洗濯した後は、干して乾燥させなければなりません。このとき太陽に当てて乾かしたくなりますが、枕カバーの素材や生地によっては日干しに向いていないものがあります。そうした枕カバーを日干しにすると、日焼けをして生地が痛んだり、パリパリに仕上がったりするため、そうならないために日陰で吊り干しにするのが最適な干し方です。また、枕カバーは、顔や頭、首元などのデリケートな部分に触れるものなので、なるべく肌触りを良くするために、乾燥機を使って仕上げるのもおすすめです。
見落としがちな枕カバーのお手入れを定期的にして清潔な状態を保ち、美肌と快適な睡眠を手に入れましょう。

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