SLEEP FAQ

Q

睡眠がとれないのは加齢のせい?

更新日:2018/10/01

A

「年齢を重ねるごとにぐっすり眠れなくなってきた……」、「寝たはずなのに疲れがなかなかとれない……」などと感じている方は多いのではないでしょうか。実は睡眠時間の長さや睡眠の質は人間の寿命に大きく影響します。そこで、ここでは加齢と睡眠の関係性および、睡眠の質を上げるための方法についてご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

よく眠れないのは加齢のせいだった!?

一般的に、睡眠時間は加齢と共に短くなっていくといわれます。これは平成26年4月に厚生労働省より発表された「健康づくりのための睡眠指針2014」でも言及されており、「一晩の睡眠の量は、成人してからは加齢するにつれて徐々に減っていく」と書かれています。もちろん、働き盛りの年齢になることで労働時間が長くなり、その結果、睡眠可能な時間そのものが減っているという意味もあるでしょう。しかし、その一方で睡眠可能な時間が同じであっても、加齢が原因で睡眠時間は減っているとも考えられます。特に40代あたりから、「よく眠れなくなった」と感じている方は多いようで、健康面への影響が懸念されています。

睡眠と寿命の関係性について

イギリスの非営利研究機関「ランド・ヨーロッパ」によると、1日の平均睡眠時間が6時間以下の人は、睡眠時間が7~9時間の人と比較して、死亡率が13%も増加したそうです。さらに、同機関は、睡眠時間が7~8時間より短くなるほどに、うつ病になる可能性が高くなるとも発表しています。これらの研究結果から、個人差はあるものの、睡眠時間が短くなると寿命も短くなると推測できます。「睡眠時間を確保することが大事」という言葉はよく耳にしますが、それが寿命にまで影響するとなると、いかに重要であるかがよく分かるのではないでしょうか。

睡眠はとにかく質が大事!

睡眠時間は大事ですが、それ以上に睡眠の質は非常に重要です。例えば、寝入ってから約3時間のうちに深い眠りに達すれば、脳や体を休ませることができるといわれています。同時に、温度や湿度(体温や汗を含む)などが適切であることも、脳をリラックスさせ、質の高い睡眠につながるといわれています。この点において、睡眠の質を上げるためには、枕やマットレスなどの寝具にこだわることが重要です。特におすすめなのが、羽毛布団です。羽毛布団は、保温性、吸湿性、発散性に優れており、質の良い睡眠を作り出すのに最適なアイテム。寒い冬はもちろんのこと、汗をかきやすい夏であっても、体温を調節し汗を吸収、発散してくれますから、質の高い睡眠のサポート役を担います。「最近よく眠れなくなった」、「しっかりと寝ているはずなのに疲れがとれない」という方は、羽毛布団を使うことで質の高い睡眠がとれるようになるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。ここまで睡眠と加齢の関係性を中心に見てきました。年齢を重ねると睡眠時間は短くなってしまうもの。しかし、それでは健康的な生活とはいえません。睡眠の質を上げることを意識してください。まずは睡眠環境を整えることから始めてみましょう。

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