SLEEP FAQ

Q

朝の目覚めに効果的なアラーム音は?

更新日:2018/10/01

A

1日の始まりの朝にとても心地よい目覚めが実現できたら、そのあとの時間が何もかもスムーズで良いこと尽くしのような気がしてくるものです。ここでは、そんな快適な目覚めを実現するための工夫として、効果的なアラーム音について解説します。

快適な目覚めにはアラーム音は大事

大きなサイレン音、警告音、工事の音、会社の着信音、蚊が飛び回る音、食べ物を食べる音、歯医者の治療の音などなど……。人が不快に感じやすいといわれている音はたくさんあります。不快な音は、目覚めるためには効果を発揮することも期待できますが、どうしても嫌な気持ちが残ってしまうため、その後なかなか気持ちが切り替えられないものです。そこで、心地よい音で目覚めるための効果的なアラーム音に設定しておくことが大切です。

どんなアラーム音がよいの?

「どんなアラーム音にすればいいの?」という疑問を感じた方もいるでしょう。それでは、好きな音楽は朝の目覚めに効果的なのでしょうか。残念ながら、好きな音楽をアラーム音に設定しても効果的とはいえません。最初は嬉しくて朝の目覚めに効果的な音になるかもしれませんが、音楽の場合には慣れてくると「うるさい」と感じやすく、音を消してしまって2度寝に入ってしまう可能性があるのです。心地よく朝目覚めるために効果的なアラーム音として科学的に立証されてはいませんが、面白いデータがあります。快適な目覚めのためには1,500~3,000ヘルツの周波数の音がよいというデータです。耳への刺激の強さという観点から周波数が高めの音がよいといわれています。また、テンポも大事。テンポはウォーキング時の脈拍と同じで少し早めのものがよいとされています。また、メロディは単調なものではなく複雑なメロディであることが耳慣れしにくく朝の目覚めに効果的なアラーム音とされています。具体的には「テンポの速い木琴の音楽」、「賑やかな教会の鐘の音」、「さざ波」などが朝の目覚めに効果的なアラーム音として提示されています。さざ波が効果的とは意外かもしれませんが、朝の目覚めにさざなみ音が聞こえてきたら、心地よい目覚めを実現できることは容易に想像できるでしょう。起きるためのアラーム音だけを考えるのではなく、起きた後のことまで考えることが大事なのです。

いかがでしたでしょうか。朝の目覚めに効果的なアラーム音について見てきました。どうしても起きづらいという方はこの朝の目覚めに効果的なアラーム音を色々と試してみることで1日の活力が変わります。また、それでも目覚めが悪いのであれば、そもそも質の高い睡眠がとれていない可能性があります。寝具にもこだわることをおすすめします。

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