よくあるご質問 睡眠について

睡眠中にカロリーってどれくらい消費するの?

今回は睡眠とカロリー消費の関係について紹介します。運動もしていないのにどうしてカロリーが消費されるのでしょう?寝不足な人が、太りやすいのはなぜでしょう?そのメカニズムに迫り、太らないための睡眠方法も紹介します。

睡眠中にもカロリーが消費される?

睡眠中でもカロリーが消費されることをご存知でしょうか?十分な睡眠を取ると300Kカロリーを消費すると言われており、運動に例えると約40分間のランニングと同じ消費カロリーだそうです。何も運動していないのになぜでしょうか?実は睡眠中に分泌されるホルモンと深い関わりがあるようです。

睡眠と深い関わりがあるホルモン

メラトニン

メラトニンには、夜になると脳から分泌され眠気を引き起こす働きがあるため、別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。このメラトニンの分泌を起こす中でカロリーが消費されます。

セロトニン

質の良い眠りには、心も体もリラックスしている状態が大切です。セロトニンは心身を安定させる働きがあり、別名「幸せホルモン」とも言われています。先ほど紹介した「メラトニン」を作る材料にもなり、睡眠には欠かせないホルモンのひとつ。

コルチゾール

コルチゾールはストレスを和らげる働きがあるため、「抗ストレスホルモン」とも呼ばれています。過剰にストレスを感じると、コルチゾールが分泌されます。また、コルチゾールは朝にたくさん分泌される特性もあるため、朝の目覚めを助ける働きがあります。

レプチン・グレリン

レプチンには、体に必要なエネルギーの摂取量と使用量を調節する働きがあり、特に食欲を抑える作用があります。それとは反対に、グレリンには食欲を促進させる働きがあります。

成長ホルモン

成長ホルモンは、体内にある細胞の代謝を促し、新しい細胞を作る働きがあります。また、脳を休めるためにはレム睡眠とノンレム睡眠が必要ですが、ノンレム睡眠中に大量に分泌されます。

眠っている間には、今紹介したホルモンが働いており、そのエネルギー源としてカロリーが消費されているのです。

寝不足に良いことはない!

夜遅い生活に慣れ睡眠不足になると、上記ホルモンの働きがうまく作用せず、健康のバランスも保てなくなります。本来なら睡眠中に消費するはずのカロリーも消費されず、中性脂肪の分解を助ける「成長ホルモン」の働きも鈍化するため、太りやすい体質になります。

また、アメリカのコロンビア大学が18,000人を対象に実施した調査によると、睡眠時間の短い人は長い人よりも肥満であるケースが高いという結果もあります。「寝不足の人が太りやすい」と言われるのは、どうやら睡眠不足も原因しているようです。

太らないための睡眠方法

太らないためにも、ぐっすり眠ることが大切なので、できる限り安眠できる環境を整えましょう。深い眠りに重要なのは入浴のタイミング。入浴中は体の体温も上昇しますが、入浴後、徐々に体温が低下することで眠気が生じます。

入浴後1時間半くらいで眠気が起こると言われていますので、そのタイミングに合わせてお風呂に入るのが理想的。睡眠時間は7~8時間あたりが良いですが最低でも6時間は確保しましょう。眠る時間が長いほどカロリーも消費するので、翌日スッキリと起きられる時間がベストです。

また、安眠できる寝具(マットレス、枕、掛けふとんなど)にもこだわりましょう。せっかくぐっすり眠れる準備が整っても、硬いマットレスでは体も重たく感じてしまいます。また、安眠できる寝具を選ぶポイントは、「体にストレスがかからないこと」例えばマットレスでは、体の重さを感じない「体圧分散」に優れているもの、ふとんで言えば、湿気がたまりにくい羽毛にするなど、寝具にもこだわれば万全です。

さて、あなたの睡眠環境はいかがですか?「このところ体重が気になる…」という方、もしかして寝不足や、スッキリ眠れない環境が原因かもしれません。これを機会に、睡眠までの過ごし方、睡眠時間、今使っている寝具などをぜひ見直してみてください。

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