SLEEP FAQ

Q

ぐっすり快眠したい!おすすめの快眠グッズまとめ

更新日:2018/10/01

A

「夜、ぐっすり眠れない…」「朝体が重たくてなかなか起きられない…」と悩んでいる人はたくさんいます。誰だって「気持ちよく眠れた~」と、スッキリした朝を迎えたいものです。では、どのようにしたら気持ちよく眠れたと言えるような「快眠」ができるのでしょうか?今回は就寝前に注意すべきことや、快眠をサポートしてくれるグッズについて紹介します。

快眠とは

そもそも快眠とは、文字通り「快く眠れる」ことを意味します。朝起きた時に「気持ちよく眠れた~」と言えるほど、ぐっすり眠れて疲れも取れる質の良い睡眠とも言えるでしょう。しかし、不眠で悩む人も多い中、どのようにすれば快眠できるのでしょうか?

快眠するポイント

睡眠には、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」を交互に繰り返す一定したリズムがあります。心地よく眠るには、この深い眠りの「ノンレム睡眠」の質を高めるのがポイントになります。では、どのように質を高めたら良いのでしょう。そのためには眠る前の準備が大切になりますが、その一つが「お風呂」です。眠る時間を少しでも多く取りたいからと、お風呂の時間を削ってシャワーで済ませる人もいますが、それでは快眠には繋がりません。お風呂にゆっくり浸かって、ストレッチをしながら「血行を良くする」ことが大切です。
そして、ノンレム睡眠の質を高めるもう一つのポイントが、安眠をサポートするグッズを使ってみることです。お風呂上りはポカポカして気持ち良くなるため、ついテレビをつけて見入ってしまったり、スマホをいじってネットサーフィンをしたり、無意識に習慣になっていませんか?そのような時間を止めて「快眠する」ことを目的に快眠グッズを意識的に使ってみましょう。グッズを取り入れることで「快眠」が得やすくなるため、次に紹介するものを利用してみることをおすすめします。

快眠グッズの種類

安眠枕

枕にもたくさん種類がありますが、自分と合わない枕を使っていると、知らず知らずのうちに首や肩に負担がかかり、肩こりなどを引き起こす原因にもなります。安眠枕は、体に負担がかからないように寝る人の「寝姿勢」を正しく保ち、質の高い睡眠が取れます。なぜかと言うと、寝ている時に首や肩にかかる圧力を分散させることができるからです。しかし、寝姿勢は人によって違いますので、その人にあった安眠枕を探す必要があります。自分にあった安眠枕を探すにも、店頭であれもこれも試し過ぎるとかえって迷いますので、次のポイントに絞って探してみてください。

<自分にあった安眠枕の探し方>

  • 枕の高さをチェック

    質の高い睡眠を取るには「寝姿勢」が大切になりますが、そのためには枕の高さがポイントになります。といっても人の身体には個人差がありますので、すべて「枕の高さを○cmにして寝るのがベスト」とは一概に言えません。大切なのは「傾斜」つまり、寝てみた時の顔の「角度」になります。理想的な寝姿勢になるには、仰向けで寝た時の顔の角度が「5度」になる姿勢が望ましいと言われています。枕を試す際には、「顔の角度」を意識しながら自分にフィットするかどうかチェックしてみましょう。

  • 枕の素材と硬さをチェック

    枕の素材や硬さも人によって好みが分かれますので、寝た時の「感触」にも意識を向けてみましょう。感触は素材によって変わりますので、枕にはどんな素材があるのか、その種類や特徴を紹介します。

  • (1)低反発ウレタン
    「低反発ウレタン」は、頭を置いた時にゆっくりと沈んでいくような感触で、頭全体を包み込むフィット感のある素材です。 頭の重さを点ではなく、面で支えますので、頭にかかる負担が軽くなる特徴があります。
  • (2)高反発ウレタン
    「高反発ウレタン」は、低反発ウレタンと比べて反発力が強く、頭を置いた時の沈み込みが少ないのが特徴です。低反発ウレタンは、頭がゆっくり沈むので包み込まれるリラックス感がある一方、沈み過ぎて寝返りがしにくい難点があります。高反発ウレタンなら、沈み込みも少なく、寝返りもしやすいので、寝返りができず肩こりなどで困っている人におすすめです。
  • (3)羽毛・羽根
    布団や衣類にも使われる「羽毛・羽根」ですが、空気をたっぷり含んだ羽毛枕は、フワフワした上質な使い心地が特徴です。他の枕素材と比べて価格は少々高いものの愛用者も多い素材です。
  • (4)ポリエステル綿
    枕の定番素材として知られる「ポリエステル綿」。フカフカしたクッション性が高いため、頭を乗せると柔らかく沈み込み頭から首まで優しくフィットします。自宅の洗濯機でも洗えるタイプが多いのでお手入れも簡単です。
  • (5)ビーズ
    身体にピッタリフィットする素材として知られる「ビーズ素材」。マイクロビーズと呼ばれる小さいビーズが使われているため、頭部や首にピタっとフィットする感触は、他のどの枕素材よりも優れていると言えます。しかし、あまりにもフィットし過ぎるので、「寝返りがうちにくく返って疲れやすい…」という利用者からの声も一部あります。
  • (6)そば殻
    日本で古くから愛用されているのが「そば殻の枕」です。そばの実から粉を取り除いた殻をしっかり乾燥させて作られますが、そば殻の中身は空洞になっているため、吸湿性や通気性にも優れており、寝ている間の汗を吸収してくれます。高温多湿な日本の気候にもピッタリの枕です。

以上のように、安眠枕と言っても素材の違うタイプがありますので、店頭に行ってぜひご自身で試してみて、最も心地よいと感じられるタイプを選んでみてください。

フェイスネックカバー

フェイスネックカバーは、首から顔の半分(鼻あたり)までを覆うカバーです。伸縮性に優れているので顔にフィットしやすく、さらに通気性も良いので呼吸が苦しくなることもありません。寝ている間、首元から顔の乾燥を防いで保湿にも役立ちますので、美容アイテムとして女性にも人気があります。また、花粉の侵入も防いでくれるので、花粉症がつらくて眠れない方にとっても欠かせない安眠グッズです。洗濯もOKなので繰り返して使うこともできます。

メガネ型ウェアラブルデバイス

メガネ型ウェアラブルデバイスは、メガネの形をした睡眠を促進させるグッズです。顔に装着すると目元に向かって優しいブルーライトが発光し、人が眠いと感じる「メラトニン」の分泌を促します。紫外線や赤外線など、目に悪影響を及ぼすものを取り除いた光ですので体にも安心です。寝つきが悪くて睡眠時間が充分に取れずにいると、日中の仕事のパフォーマンスも低下しがちです。毎日を元気に過ごし仕事もバリバリこなしたいビジネスマンにおすすめの安眠グッズです。

ネックピロー

ネックピローは、普段使いだけでなく、旅行や出張など移動中にも使える安眠グッズです。持ち運びする際には、旅行やビジネスバッグに収納しやすいように、小さく収縮することができます。ポンプ式で空気が膨らむ作りになっているので、新幹線、飛行機、車などの移動中で、少し仮眠を取りたくなったら、カバンから取り出してすぐに使用が可能です。肌触りの良いマイクロベルベットと呼ばれる繊維を使っており、空気もたくさん充填できるので、頭部をフワッと包み込み快適な睡眠をサポートします。オフィスで昼食後のちょっとした仮眠に使うのもおすすめです。

今回は快眠をサポートするグッズを紹介いたしました。眠る前につい夢中になりがちなのがテレビやスマホ動画の視聴、ネットサーフィンなどですが、その行為を続けても「快眠」には繋がりません。気持ちよい朝を迎えるためにも、そのような行為をストップし「快眠グッズ」を取り入れて、あなただけの快眠習慣を作ってみませんか?

睡眠について

list