SLEEP FAQ

Q

睡眠を記録できる睡眠計とは

更新日:2018/10/01

A

忙しい毎日を過ごしていると、つい軽視してしまうのが睡眠ではないでしょうか。寝る間を惜しんで仕事や家事、プライベートにいそしみ、つい寝不足に。後日、睡眠時間を長くとっても思うほど疲れがとれず、日中の集中力も低下しがちに…。そのような方も多いのではないでしょうか?心地よい睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の両方をバランスよくとることが大切で、最近では、こうした睡眠状態や睡眠時間をチェックできる睡眠計が登場しています。スマートフォンと連携した手軽なものもあるようですので、睡眠の質を良くするために、まずは現状の睡眠状況を確認することからはじめてみませんか?

睡眠計の機能

睡眠計は眠っている間の体の動きを感知し、就寝から起床までの睡眠時間や、浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」の時間、夜中に目が覚めた覚醒時間などを記録します。ほかにも、呼吸や脈拍が計測できる機能が付いたものもあるようで、これらの睡眠状態を数値化することで、より健康的な睡眠をとるために改善すべき点をデータで教えてくれます。ほかにも、睡眠計には次のようなメリットがあります。

睡眠計のメリット

睡眠状態を把握できる

毎日の就寝・起床時間だけでなく、睡眠の質が記録できます。睡眠時間が確保できても、眠りが浅いと疲れがとれていない可能性があります。眠りの質は毎日変化しますが、長期的に睡眠の質の傾向をデータ化することで、自分の睡眠状態を一目で把握することができます。就寝や起床時間など、自分の睡眠状態を意識することは、普段は滅多にありませんが、睡眠計を使うとデータで理解ですので、睡眠に対する意識が変わり、就寝時間を早めるなど、生活習慣の改善に役立ちます。

目覚めの良い時間帯が理解できる

健康的な眠りには、レム睡眠とノンレム睡眠をバランスよく繰り返すことが大切です。睡眠計は、そのサイクルも記録しデータ化できるので、その人が心地よく起きられる睡眠計画が立てられます。睡眠時間はとっているものの、いつも寝起きが悪い人は、深い眠りの途中でタイミング悪く起きてしまう可能性があります。自分の睡眠サイクルを知ることで、気持ちよく起きられる時間帯が理解できます。睡眠計の中には、起床する最適なタイミングで目覚ましアラームを鳴らしてくれるタイプもあります。

睡眠計の種類と使い方

  • リストバンド型

    リストバンド型は、手に装着しながら就寝するだけで睡眠状態が記録できるタイプです。常時に着けているので、ついうっかり寝てしまっても自動的に睡眠状態を計測してくれます。

  • 据え置き型

    据え置き型は、リストバンド型と異なり、体に装着する必要がありません。就寝時、体に器具を装着することに違和感を覚える方は、据え置き型の睡眠計がおすすめです。ただし、就寝前にはスイッチオン、起床後にはスイッチオフの操作が必要になりますので、毎回忘れないよう注意しなければなりません。体に装着していないため、心拍数などは計測できませんが、目覚まし時計の代わりとしても利用が可能です。

  • マット型

    マット型は、マットレスなどの寝具の下に敷くだけで睡眠データが計測できます。リストバンドや据え置き型とは違い、最も自然な形で眠りながら、自動的に睡眠データが記録できるので違和感なく使えます。中には眠りのデータを点数化し、快適な眠りのためのアドバイスするタイプもあります。ただし、使用可能なマットレスの厚さに制限があるため、マット型の睡眠計を購入する前に、使用可能かどうかチェックする必要があります。

  • 時計型

    時計型は、リストバンド型よりも表示サイズが大きく、睡眠計としての機能のほか、メールの送受信や通話もできるなど機能が豊富です。多彩な機能で便利ですが価格は高め。重量も増すので時計として使うことも考え、自分好みの洋服と合わせやすい睡眠計を選びましょう。

  • 睡眠モニタリング機能付マットレス

    睡眠モニタリング機能付マットレスは、マットレスに敷くマット型とは違い、寝る人の起床の規則性、中途覚醒、レム睡眠やノンレム睡眠のサイクルなどの睡眠履歴をデータ化し、スマートフォンのアプリケーションを通じて、睡眠改善のアドバイス情報を提供する「睡眠モニタリング機能付電動リクライニングマットレス」です。最も心地よい状態で眠れるよう、睡眠データを元にベッドが電動でリクライニングします。自分の睡眠データを把握して睡眠環境を改善したい方は、「ルーパームーブ」をチェックしてみてください。

毎日の就寝や起床時間など、自分の睡眠状態を意識することは滅多にありませんし、寝起きが良い悪いという自覚はあっても、睡眠時間や睡眠サイクルなどのデータで客観的に判断することもありません。しかし、睡眠計を使ってデータで理解することで、睡眠に対する意識が変わり、生活習慣の改善に役立つことでしょう。「毎朝、寝起きが悪くてつらい…」とお悩みの方は、一度ご自身の睡眠データをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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