よくあるご質問 枕について

理想的な枕の高さとは?

寝ている最中に呼吸が苦しくなったり、目覚めてから首が痛くなったりというような経験をしたことはありませんか。その原因はもしかしたら枕の高さにあるかもしれません。枕とは寝ている間も姿勢を正しく補正する役割があり、体に負担がかからないようにしてくれます。しかしその枕の高さが合っていないと逆に体に負担をかけることになりかねません。

理想的な枕の高さとは

理想的な枕の高さは十人十色です。それは、体格や骨格、寝る姿勢によっても異なってくるからです。
理想の枕の高さを見つけるポイントは同じのため、次の3つのポイントを参考に理想的な枕をご自身の身体で見つけていきましょう。

ポイント1:うなじの隙間が埋まる高さ

仰向けに寝たとき、枕を使わないと首の後ろのうなじ部分とベッドの表面の間に隙間ができます。その隙間を埋めて、しっかり密着している状態にするだけの高さが必要です。

うなじの隙間が埋まる高さ

ポイント2:頚椎(けいつい)を支える枕の高さ

成人の頭部の重さは体重の1/10といわれています。体重60キロの方は6キログラム。ボウリングのボールで例えるなら13~14ポンドもあることになります。重たい頭部を、立っている間は頸椎という首の骨が支え、寝ている閒は枕がその役割を担います。頭部の重さで枕は沈みますが、そうしたときに頚椎を支えるだけの枕の高さが必要になるのです。実際に寝てみて、頭部の荷重が枕にちゃんとかかっているかを確かめましょう。

ポイント3:立っているときの姿勢がとれる枕の高さ

横向きで寝たとき、ご自身の肩幅に合わせて、首の骨が頭から背中にかけてまっすぐになる高さが理想です。立っているときをイメージして、寝ている間もその姿勢をキープできるような高さの枕を選びましょう。首と背筋がまっすぐになるような高さが理想です。

枕の高さが合わないことで発生する体の不調

枕が高すぎると頭痛の原因になることがあります。それは、首の後ろのうなじ部分にある頸部(けいぶ)が圧迫され血流が悪くなるからです。さらに、枕が高いと腰とお尻の辺りに荷重がかかり、ベッドとの接地部分に摩擦が生じます。そうなると寝返りがうちにくくなって腰痛の原因にもなります。
また、首が前に倒れることで気道を狭くしてしまうことから、呼吸がしにくく寝苦しい状態にもなります。そのようなことから寝不足になり、様々な体の不調を誘発するのです。一方枕が低すぎると、頭部の荷重を支えることができず、肩に負担がかかり、寝違えや肩こりの原因になることがあります。

【枕が高すぎる場合】

枕が高すぎる場合
高すぎると首の下に隙間ができあごが上がるため、肩や首の筋肉へ負担がかかります。呼吸がしにくく、頭痛・肩こり・いびき等の原因になることがあります。

【枕が低すぎる場合】

枕が低すぎる場合
頸椎を支えられないので負担がかかり、寝違えや肩こりを誘発する原因になることがあります。

参考:フランスベッド株式会社「寝具を科学する

枕の高さ調節の方法

とはいっても、ピッタリとした理想的な枕の高さを見つけることは難しそう。そのようなときは今お使いの枕の高さを調節してご自身の理想の高さを見つけられます。その方法は以下の順番で進めましょう。

  1. 低めの枕を用意する
    高すぎる枕は低くすることはできませんが、低い枕なら次の方法で調節することができます。
  2. 枕の下に詰め物を補充する
    枕の下にタオルなどを敷いて高さを調節します。その際、タオルは大き目のバスタオルを使うと折りたたみながら調節ができるのでおすすめです。ポイントは枕が首にあたる部分は少し高めにし、隙間をなくし密着させることです。
  3. 実際に寝てみて何度か調整を繰り返します。その際「呼吸が楽にできるか」、「肩や腰に荷重が集中していないか」、「あごが上がり過ぎていないか、下がり過ぎでないか」等をチェックしていきます。

最適な高さの枕選び

低めの枕で高さ調節をするのも良いですが、最近は快眠にふさわしい様々な枕も販売されているのでご紹介します。

高さ調整ができる枕

枕全体が5~10ヶ所のポケットでエリア分けがされていて、ファスナー部分から中材を出し入れし高さが調整できる機能がある枕です。
微妙な高さ調節もできるので、家族間で使いまわすこともでき便利です。

横向き用の枕

横向き姿勢で寝る方に、寝返りがしやすいように工夫されており、首から背骨にかけてのラインを水平になるように両サイドが高くなって中央部分が低くなった形状をしている枕です。横向きで寝ると軌道がふさがれないので呼吸がしやすく、いびきをかきにくいというメリットがあります。一方、どうしても下向きになる肩や腕は圧迫され負担になるというデメリットもあります。

以上、枕の高さについて紹介してきました。それぞれの高さのポイントをチェックし、自身に合った理想の枕探しのヒントにしてみてください。

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