よくあるご質問 睡眠について

寝すぎて疲れる!その理由は?

つい寝すぎてしまい、頭がガンガンして「二日酔い」にもなった経験はありませんか?この状態は、睡眠酩酊(すいみんめいてい)とも呼ばれます。今回は寝すぎによる体への影響や、解消するための睡眠方法について紹介します。

寝すぎると疲れるのはなぜか?

人には体内リズムが24時間ごとにセットされています。目が覚めた後、目から入ってくる光を脳が「朝」と認識し1日がはじまります。しかし、寝すぎたために起床時間が遅いと、朝はとっくに過ぎているにもかかわらず、脳が朝と勘違いしてしまい、体内リズムが狂ってしまいます。これは海外旅行でよく起きる「時差ボケ」にも似ています。また、寝すぎによる頭痛は、脳の血管が過度に拡張し、周辺の神経を刺激して起きると言われています。さらに、長時間ずっと同じ姿勢でいたために、血行不良を起こし、肩や背中にコリができて疲れやダルさを感じるようです。

寝すぎは体に悪影響を及ぼす

寝すぎは、せっかく予定していたスケジュールを台無しにするだけではありません。寝すぎが常態化した場合、糖尿病や心臓病のリスクが高まる原因にもなるようです。ハーバード大学の「看護師健康調査」によると、一晩に9~11時間も寝る人と、きっちり8時間寝る人を比べたところ、前者の方が、記憶障害や心臓病の率が高いという調査レポートがあります。また、時間に不規則な仕事に就いている人が、睡眠をとり過ぎているケースが多いと言う報告もあります。

健康的な睡眠時間はどれくらいか?

米国カリフォルニアサンディエゴ校と日本対がん協会が110万人(年齢30~104歳)を対象に睡眠調査を6年間行いました。年齢や、過去の病歴などを考慮し死亡率を算出したところ、1日に6~7時間眠る人が最も死亡率が低いことが分かりました。あくまでも統計的な分析ですが、7時間くらいの睡眠を目安とすると良いでしょう。

睡眠の質が最も高まる時間帯はいつ?

快適な睡眠には「時間」も大切ですが、眠る「時間帯」を考慮することも重要です。皆さんは「メラトニン」と「コルチゾール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?メラトニンは体温を下げて睡眠を促すホルモンのこと。コルチゾールは目が覚めるときに分泌されるホルモンのことを言います。メラトニンは午前0時頃、コルチゾールが午前6時頃に最も多く分泌されるので、この時間帯に睡眠を取るのが理想的と言えます。

心地よい睡眠を取る方法

最後に、睡眠の質を高めるための方法を紹介します。一度試してみて、あなたにとっての理想の睡眠を極めましょう。

就寝・起床時間を決める

就寝と起床時間を決め体内リズムを整えることで、睡眠の質を高めます。

眠る前のテレビやスマホの視聴を避ける

テレビやスマホ画面から発せられるブルーライトは、睡眠を促すメラトニンの分泌を妨げると言われています。眠る前は液晶画面を見ず、暗めの部屋で静かに過ごしましょう。

カフェインとアルコールの摂取を控える

カフェインとアルコールは、睡眠の質を妨げる刺激物ですので、極力控えましょう。

室内の温度を15~20度以内で設定する

米国立衛生研究所の研究によると、睡眠に最適な温度は15~20度とのこと。この温度だと体の基礎体温を下げて、睡眠状態に入りやすくなるそうです。

睡眠の質を高める寝具を使う

質の高い睡眠には寝具は欠かせません。体がぽかぽか温まるふとん選びも大切です。特に羽毛ふとんは保温性にも優れており、寒い冬でも羽毛ふとん1枚あれば十分なほど。丁寧に扱えば10年以上も使い続けられます。快適な睡眠を取るためにも、1枚は持っておくと良いでしょう。

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