みんなの布団の疑問

Q

羽毛布団に適した布団クリーナーの選び方とは?

更新日:2018/10/1

A

1日の3分の1にもなる睡眠時間。布団の中で長い時間を過ごすと、汗で布団が湿気づきダニも発生しやすくなります。そうした布団のケアに役立つ布団クリーナー。種類も数多く出ているので、どれを選べば良いのか迷ってしまうでしょう。今回は、布団クリーナーの便利な特徴や、自分にあったクリーナーの選び方のポイントなどをまとめました。

布団クリーナーとは

布団クリーナーは、布団の清掃に特化したタイプの掃除機です。布団の掃除がしやすいように設計されています。モコモコとした布団の上でもスムーズに動かしやすいのが特徴。布団の上のホコリやダニの死骸をスムーズに吸い取ります。

布団クリーナーと普段使いの掃除機との違い

布団クリーナーと、普段使いの掃除機との違いは、「吸引力」と「ヘッド構造」にあります。普段使いの掃除機で布団を掃除すると、布ごと吸い上げてしまい、思うように掃除がはかどりません。その点、布団クリーナーは、布団の掃除に適した「吸引力」と、吸引力を推進する「ヘッド構造」になっているため、布ごと吸い取ることもなく、布団の上でヘッドをコロコロと転がしながら、スイスイと埃などを吸い取っていきます。
また、普段使いの掃除は、布団以外にも台所や居間など、他の場所でも使うので、ヘッド部分に雑菌が付着したまま掃除をすれば、逆に布団を汚すことにもなり兼ねません。布団を衛生的に掃除するなら、できれば専用の布団クリーナーの使用をおすすめします。

布団クリーナーの選び方3つの基準

(1)専用か兼用で選ぶ

布団クリーナーは、布団の清掃を専門とした掃除機ですが、最近では布団以外も掃除できる兼用タイプも登場し、ヘッド部分をつけ変えることで、ハンディ掃除機として、部屋のすき間掃除にも使えます。布団クリーナーを選ぶには、布団以外にも様々な場所で使いたい「兼用タイプ」か、衛生的な掃除がメインの「専用タイプ」にするかの視点で考えると、より選びやすくなります。

(2)手入れのしやすさで選ぶ

布団クリーナーは使いやすさも大事ですが、使った後の手入れも気になるところです。お目当てのクリーナーが複数あるなら、その手入れ法を比較してみるのも良いでしょう。

  • 紙パック式
    掃除後、たまったゴミは紙パックごと捨てられるので、ゴミ捨てがとても簡単です。フィルターを掃除する手間もない利便性もありますが、紙パックが切れるたびに、毎回購入しなければならず、機種ごとに紙パックの種類も違うため、紙パックを補充する際には、適合する種類を探さなくてはなりません。
  • フィルター式
    フィルター式は、布団クリーナー本体に備え付けられた「フィルター」にゴミを集める方式です。紙パック式のように、使い切ったら再度購入する必要がありませんので、購入費用もかからず経済的なメリットがあります。一方で、定期的な手入れをしなければならず、フル稼働で使いっぱなしにすると、フィルターにすぐゴミがたまってしまい、ゴミの吸引力が低下するおそれがあります。フィルター式を選ぶなら、定期的な手入れも忘れずに使いましょう。
  • サイクロン式
    サイクロン式は、遠心力を使ってゴミと空気を分離してダストボックスにためる方式。吸引力が落ちにくく、紙パックやフィルターも使わないので、紙パックの追加購入や手入れをする必要もありません。水洗いが可能なタイプもあるので、簡単に洗浄ができます。

(3)機能性で選ぶ

  • UVランプ機能
    布団に付いたダニや菌などの発生を抑えるなら、UVランプ搭載のクリーナーがおすすめです。ダニ対策には、屋外での天日干しが有効的ですが、干せるスペースがなく天日干しができないときに便利な機能です。しかし、UVランプ機能搭載でも、すべてのダニを1回のクリーニングで退治できるわけではないので、こまめにクリーニングする必要があります。また、タイプによってはダニが嫌がる熱を発する温風機能付きのクリーナーもあります。
  • ゴミ取りセンサー機能
    布団の中には、埃や花粉などの目に見えないゴミもたくさん付着しています。見えないゴミの取り残しを抑えたいなら、ゴミ取りセンサー機能付きがおすすめです。ゴミを検知するとランプが点灯するので、繊細なゴミも逃さずに掃除ができます。

布団クリーナーの使い方のポイント

ゆっくり時間をかけて掃除する

布団クリーナーは、床を掃除するように素早くかけるだけで、すぐにゴミを吸い取ってくれると思いがちですが、それだけでは十分な効果は発揮されません。できるだけ吸引口を布団に密着させて、同じ場所にゆっくり時間をかけて吸い取るのがポイントです。布団の繊維にしつこくしがみついたダニも、吸引口を長時間当てられると除去しやすくなります。

ゴミは使い終わったら捨てる

布団クリーナーにたまったゴミは、いつか捨てようと放置せずすぐに捨てましょう。埃やゴミの中には、ダニのエサも豊富にたまっているので、今度はゴミの中でダニが繁殖してしまいます。ゴミが満杯になるのを待たずに、少量であってもすぐに捨てて、クリーナーを清潔に保ちましょう。

しっかり掃除するならシーツやカバーは取る

掃除を軽めに終わらせたいなら、シーツやカバーが付いたまま掃除するだけで十分です。しかし、布団に潜む繊細なゴミを徹底的に除去したいなら、シーツやカバーを取り外して直接クリーナーを当てて掃除をしましょう。表面だけでなく裏面も掃除をかければ、見えないダニも退治できて気分もスッキリします。
1日の3分の1は睡眠に時間を使うといわれています。長時間を過ごす布団ですので、清潔に保って健康に過ごしたいものです。布団クリーナーは、週に1回ほど掃除するだけ簡単に手入れできます。家族が健康に暮らせるように、見えないゴミを吸い取って布団をキレイに保ちましょう。 また、布団クリーナーだけでは改善できないケアについては、羽毛リフォームサービスの依頼もおすすめです。フランスベッドならホームページから簡単に羽毛リフォームの申し込みができ、ご自宅まで羽毛布団をお預かりに伺います。お客様から預かった羽毛布団は、高い洗浄能力が得られる専用洗剤で洗浄し、除菌・防ダニ・5大悪臭消臭加工を施して、清潔でふっくらした仕上がりの羽毛布団にリフォームすることが可能です。詳しくは、コース種類|羽毛布団リフォームのページをご確認ください。

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