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制菌加工とは?

更新日:2018/10/1

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制菌加工とは、繊維に付着した菌の増殖を防ぐ技術のことです。臭いの原因となる菌や人体に有害な菌の繁殖を抑えて、製品の衛生面を高く維持することが目的です。羽毛布団に対しても制菌加工は行われていますが、「制菌加工には、どんな効果があるのか?」、「制菌加工のマークにはどんな種類があるのか?」このように制菌加工についてわからない点は多いでしょう。衛生面に優れている羽毛布団を選び、健やかな眠りを実現するためにも制菌加工についてしっかりと理解しておくことは大切です。

制菌加工の効果

制菌加工とは、繊維に付着した菌の繁殖を抑える技術のことです。製品に付いてしまった皮膚常在菌や有害細菌の増殖を抑え、製品の衛生面を高く維持するために行われる加工です。
制菌加工に似た言葉に「抗菌防臭加工(抗菌加工)」というものがあります。制菌加工と言葉は似ていますが、別物です。抗菌防臭加工の主な目的は、臭いの原因となる黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えて、防臭することです。一方、制菌加工は、黄色ブドウ球菌に加えて、肺炎かん菌など人体に有害な菌の増殖を抑えることもできます。これによって、制菌加工では、嫌な臭いを防げるだけでなく、体に有害な菌が増えることも防げるのです。 制菌加工や抗菌防臭加工が施された羽毛布団には「SEKマーク」が付けられています。このマークには複数の種類があります。SEKマークを見分けることで、その製品が制菌加工されているのか判断することができますので、以下に紹介するSEKマークの種類を参考にしてみてください。
※弊社では羽毛布団に独自の制菌加工を施しています。もちろん、SEKマークも付与されています。弊社の制菌加工について詳しくは、フランスベッドの羽毛布団 | 衛生へのこだわりをご覧ください。

SEKマークの種類

制菌加工を施され、かつ繊維評価技術協議会による安全性と性能に関する試験を合格した製品にはSEKマークが付けられています。「S=清潔」、「E=衛生」、「K=快適」これらの頭文字を合せてSEKマークになるわけです。SEKマークには様々な種類がありますが、ここでは抗菌防臭加工と制菌加工に絞って紹介します。自分が購入しようとしている羽毛布団にどのマークが付いているのか、以下を参考にしながら確かめてみましょう。

抗菌防臭加工SEKマーク(青)

抗菌防臭加工SEKマーク(青)は、黄色ブドウ球菌の増殖を抑える「抗菌防臭加工」が施された製品に付けられるマークです。

制菌加工SEKマーク(橙)

制菌加工SEKマーク(橙)は、黄色ブドウ球菌や肺炎かん菌などの人体に有害な菌の増殖を抑える「制菌加工」の品質および安全性を保証するマークです。橙色のSEKマークは一般家庭で使用される製品に付けられています。制菌加工されている羽毛布団には、この橙色のマークが付いています。

制菌加工SEKマーク(赤)

制菌加工SEKマーク(赤)は、医療機関や介護施設で使う業務用製品に付けられるマークです。制菌加工の品質および安全性を保証します。

羽毛布団を購入する際は、青色か橙色のSEKマークが付いているか確認することが大切です。特に、制菌加工が施されているかどうかで羽毛布団の衛生面や清潔さは左右されますから、橙色のマークに注目してみて制菌加工の有無をチェックしましょう。
弊社では、制菌・防ダニ加工を施し、SEKマークも付与されている、安全で清潔な羽毛布団を用意しております。厳しい安全基準をクリアした羽毛布団で健やかな眠りを体験してみてはいかがでしょうか?詳しくは、フランスベッドの羽毛布団 | 衛生へのこだわりをご覧ください。

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