Q

マザーグースとは?

更新日:2023/6/28

A

マザーグースとは、長期間(2~6年)飼育された親鳥のことです。マザーグースの羽毛は、主に高品質な羽毛布団に使用されています。

ホワイトグース

マザーグースは長期間飼育された親鳥

マザーグースとは、親鳥のことです。当然ですが、マザーグースから生まれたグースがすべてマザーグースになれるわけではありません。体格が大きくて健康的なグースがマザーグースとして選ばれるのです。選ばれなかったグースは食用のレギュラーグースとして飼育され、生後2~3ヶ月で出荷します。その際に羽毛を採取するという流れです。一方、選ばれたマザーグースの飼育期間は2~6年。その間、1シーズンに約55個もの卵を産みます。飼育期間を終えたマザーグースから羽毛を採取し、それが最高級羽毛布団に使われているというわけです。

保温性と耐久性に優れたマザーグースの羽毛

マザーグースの羽毛の大きな特徴として、高い保温性が挙げられます。マザーグースは飼育期間が長く、大きく育っています。そこから取れる羽毛は、レギュラーグースのものよりも中心となる核がしっかりとしており、1つひとつが大きいものです。1つひとつの羽毛が大きければ大きいほど空気を含むことができ、暖かい空気を保ちやすくなります。また、マザーグースの羽毛は成熟しているため、耐久性が高いのも特徴的です。そのため、マザーグースの羽毛を使った羽毛布団は長く使用することができます。

かさ高性とダウン率によってランク分けされるマザーグースの羽毛

マザーグースの羽毛は、かさ高性とダウン率によって5つにランク分けされています。かさ高やダウン率が高いほど、軽くて暖かい良質な羽毛であることを表します。ランク上位から順番に紹介します。

  • エクセレント(かさ高性=18cm以上、ダウン率=95%)
  • ジャイアント(かさ高性=18cm以上、ダウン率=93%)
  • エリザ(かさ高性=16cm以上、ダウン率=93%)
  • マジャール(かさ高性=16cm以上、ダウン率=92%)
  • ブスタ(かさ高性=16cm以上、ダウン率=92%)

高級とされているマザーグースの羽毛にもこのように細かいランク付けがされています。特にマザーグースのなかで最も優れている「エクセレント」は、飼育に5年以上もの歳月をかけていて、弾力性・保温性など、最高級の仕上がりになっています。マザーグースの羽毛布団を購入する際には参考にしてみてください。

羽毛布団用語

もっと見る

トップへ戻る

フランスベッドの商品情報

PAGE TOP